電子ピアノを購入する際に、
納得して購入したいというポイントは、
価格や 大きさ、デザインなどもあると思いますが
こだわり率の高いところは、
タッチと音色が多いです。
音色は、弾いていて「素敵だな」と思える音色。
音源の云々にこだわる方もいらっしゃいますが、
「自分の好きな音色であること」が第一でしょう♪
メーカーによって、電子ピアノの音色は異なります。
また、「このデジタルピアノの音は ○○だ!」と 一くくりに決めてしまうこともできません。
なぜなら、
音色の好みも人それぞれだからです。
ぬくもりのある音色が好きな人もいれば、
キラキラと響くような
派手な音を好む人も♪
ですから、
実際に、イロイロな電子ピアノの音色を 聴いたほうがよいです!
たとえば、ピアノでも、
機構がそれぞれ異なるので メーカーによって異なりますし、
「
同じメーカーで 同じタイプのピアノでも、
製作した年代によってちがいます。
(ピアノの音色で だいたいの製造番号を当てるツワモノも存在するらしい!)
そのなかでも、もちろん、
一台ずつ 個性が出るんですよ。
」と、
ベーゼンドルファーのスタッフから伺ったことがあります。
電子ピアノの場合は、ハンマーが直接弦を叩いて音を出すわけではないので、
ここまでの差はありませんが、
サンプリング元や、音源の種類などの違いで、
驚くほど 音色が異なります。
もうひとつ重要な部分は 鍵盤のタッチです。
これも、まずは 実際に弾いてみた際の「好み」が優先されてくると思います。
タッチは、軽くて浅いタイプのタッチが好きな方(一般的にはこちらのほうが 弾きやすいので、初心者さんや子どもさん向けにも
喜ばれますが 本物のピアノを弾いたとき、重いと感じる & タッチが浅くなり、テンポの速いパッセージなどを弾いたとき、
音が抜けやすくなってしまったり、全体的に打鍵が弱くなりがちな面もあります
)
できるだけ、鍵盤が重いほうが好きな方(弾くことに慣れるのは大変かもしれませんが、グランドピアノなど、
重いタッチのピアノを弾いた際には、こちらのほうが指が慣れやすいが、
これで「ムキになりながらの練習(笑)」をしてしまうと、
本物のピアノで演奏した際
打鍵が荒くなりがちな部分もあります。ソフトで繊細な弱音の練習を意識する必要がある場合も!
)
メ−カーによっては、タッチの調節ができる機能もあります。
ただし、打鍵の強さによって、音の強弱の反応による調整のため、
鍵盤の重さそのものを調整できるわけではありません。
鍵盤をおさえた時のアクションのスタイルは、メーカーにより 特徴やこだわりがあり
シリーズの種類や 電子ピアノの値段によって、内部の構造が異なる場合もありますので
イロイロなシリーズをチェックすればするほど、その差がわかり、自分自身の好みもわかってきます
。
ヤマハのグランタッチは、(DGPシリーズ)
発売当時すごい話題でした。
なぜなら グランドピアノのつくりを忠実に再現し、
電子ピアノの中に、グランドピアノで感じる「ハンマーアクション」を
取り入れたからです。
現在は、さらに、進化した電子ピアノのシリーズもあります。
専門的にお勉強なさっている方や
本物のグランドピアノに近い 本格的な電子ピアノをもとめていらっしゃる方には すごく嬉しいニュースですね!
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